奈良時代に唐から伝来した「索餅」が起源とされる「そうめん」。
協会では、日本の伝統食である「そうめん」をもっとたくさんの方に知ってほしいと考えております。
今後は、ご縁があってスタッフが実際に訪れたそうめんの生産地の特色や歴史などを紹介していきます!
今回訪れたのは、淡路島の南の端に位置する「南あわじ市」。
このあたりでは19世紀前半から漁師の冬の副業として「そうめん作り」が広まったそうです。(鳴門海峡が目の前に広がっている漁師町でした!他の地域では農家の冬の副業としてされることが多かったんですよ。)
最盛期には約130軒ほどあった製麺所も消費の低迷などにより現在では17軒になってしまったそうです。
その中でも今回訪問した製麺所さんは、後継者が頑張って様々な取り組みをされている方でした!
そうめん作りの作業場や作業風景を見学し、体験もさせていただきました。
熟成した生地を引き伸ばす作業(小引き作業)
引き伸ばした生地をさらに伸ばしながらさばいていきます(門干し作業)
「付けばた」という機材にセットして乾燥工程に入ります。乾燥させながらさらにさばいていきます。
今では珍しくなった天日干しによる乾燥
乾燥後、長さを揃えて帯を結束していきます。